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現代医学では、「腰痛症(ようつうしょう)」と言いい、腰の骨(腰椎(ようつい)と言います)に原因があって腰まわりの筋肉や筋膜(筋肉の表面
にある膜)に問題が起きて痛みなどの症状を起こす事が多いとされます。しかし、腰の骨にははっきりとした原因が見られなくても腰痛が起こることも少なくありません。
中医学では「腎虚(じんきょ)」と「気滞血オ(きたいけつお)」によるものが多いと考えます。
「腎虚」とは生きるための身体エネルギー不足のようなもので、随伴症状として耳鳴りや頻尿や冷え症などがあります。「気滞血オ」は血行不良のようなものです。また、両方の症状が混在する場合も少なくありません。

また、肩こりと腰痛をセットで持っている人には「上実下虚(じょうじつかきょ)」の状態になっている人が少なくありません。
この状態のベースは「腎虚」が多く、上半身を支える下半身の力が足りなくなることによって腰痛が起こり、上半身に力が入りすぎてしまうことで肩こりが起こります。
この肩こりと腰痛の症状以外にも、上半身は熱くなりやすくなり、のぼせたり頭痛がしたりするのに、下半身は冷えたり、足がむくんだりします。
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