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漢方治療 Q&A
- 漢方は飲みにくいのでは....
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保険適用のエキス剤は顆粒や粉末状なので飲みにくくないです。飲みにくい場合は、「服薬ゼリー」にエキス剤を混ぜてご利用ください。
エキス剤は、他のお薬と同様に水またはお湯で服用でき携帯に便利です。
生薬は煎じるのに約60分~70分の時間がかかります。1日分づつ作る時間のない方は、作り置きし冷蔵庫に保存してお飲みのなる時に電子レンジなどで温めて服用できます。
煎じ薬は独特な匂いや味がしますが、慣れれば服用できます
- 漢方は長く服用しないと効果がなく、副作用があると聞きましたが?
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慢性疾患は、長年に渡り失われた健康状態を徐々に取り戻していくため多少時間がかかります。
ご本人の病気、健康に対する認識、日常生活などによって服用期間は変わってきます。
処方が合えば短い期間で効果があります。
副作用は少ないですが、全くないとは言えません。
副作用としては、吐き気、胃がムカムカしたり、お腹がゆるくなることなどがあります。
高齢者、肝硬変や腎不全のある方、妊婦、小児などでは副作用が出ることがあります。
服用に関して分からない場合は、ご自分で判断なさらずにご相談下さい。
- 現在通院している病院の治療及び薬の服用を、漢方治療及び漢方薬の服用を併用することはできますか?
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併用できます。
西洋医学の診断による治療を行っている場合は継続して下さい。
西洋薬の作用が弱まったり、副作用が出たりすることがありますので、漢方薬以外のお薬を服用されている方は受診時に服用薬をお知らせ下さい。
他院で手術や治療を受けられている場合、主治医の先生に漢方薬を服用していることをお伝えください。
- エキス剤と煎じ薬では何か違いがあるのでしょうか?
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漢方処方の特徴は、症状に合わせて数種類の生薬を配合していることです。
エキス剤は処方中の生薬を顆粒状や粉末状のエキスにしたもので、各生薬の用量が定量化され品質を一定に保ち簡便に服用できます。
煎じ薬に比べると同じ処方でも用量が少なかったり、処方が固定されるために効き目が異なることがあります。
医師の判断で2~3種類のエキス剤を合わせて服用していただくことで対応します。
煎じ薬は、エキス剤と比べて、煎じるのに時間(約60分~70分)がかかり、味が独特である場合、飲みにくいと感じる方がおられます。
患者さんの症状・体質に応じた生薬の種類、用量を変えて処方できます。
- 険診療と自由診療の違いについて教えてください。
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保険診療、自由診療とも診察や診断は同様に行いますが、処方するお薬が異なります。
保険診療の場合は、公的医療保険が適応されるエキス剤を処方します。症状により、2~3種類のエキス剤を処方する場合があります。
自由診療の場合は、ご家庭で煎じて服用いただく生薬を処方します。この場合は患者さんの症状、体質に合わせて、数種類から十数種類の生薬を組み合わせて処方します。
症状や処方薬などにより料金は異なります。
<保険診療>
保険診療の一部負担費用は、ご加入の健康保険の種類やご年齢等により異なりますので、受診時にお尋ねください。
当院は院内処方を行っていますので、当院にて薬をお受け取り下さい。
保険が適応される漢方薬(「エキス剤」)、西洋薬(抗生物質、解熱鎮痛剤、抗アレルギー剤、抗ウィルス薬、降圧剤、外用薬などのお薬)を処方します。
<自由診療(全額自己負担、保険証は使えません)>
ご家庭にて煎じて服用いただく生薬(「煎じ薬」)を処方します。
患者さんの症状、体質に合わせて、数種類から十数種類の生薬を組み合わせて処方します。
▼診察料
〇 初診時 5,800円(税込)
〇 再診時 2,400円(税込)
▼漢方薬料金
〇 煎じ薬 1日分 1,200円~1,400円(税込)
〇 丸剤、散剤 1日分 300円~ 450円(税込)
お支払方法 : 現金及びクレジットカード
自由診療、保険診療とも診察や診断については同様に行いますが、大きく異なる点は、処方されるお薬です。
自由診療では基本的にはご家庭で煎じて服用していただく生薬を処方します。この場合は患者様の症状体質に合わせて数種類から十数種類の生薬を組み合わせて処方致します。
保険診療の場合は保険が適応されるエキス剤を処方致します。
症状によっては2種類のエキス剤を合方という形でお出しする場合があります。